ゼロ・ウェイスト

2024年5月17日から18日の期間、株式会社スペックが運営を手掛けるごみの排出量抑制をコンセプトにしたイベント「Future Beer Garden ~上勝町×TOKYO TORCH~」が、TOKYO TORCH Park(東京都千代田区大手町2丁目6-4)にて開催されます。
本イベントは日本で初めてゼロ・ウェイスト宣言を行った徳島県上勝町が主催し、上勝町のこれまでの資源循環の取り組みを紹介しながら、ごみの排出量抑制を身近に感じてもらうことをテーマに掲げています。上勝町の魅力を飲んで・食べて・体験しながら、スペックが運営するサステナブルワリー「RISE & WIN Brewing Co.」が掲げるコンセプト「JUST DRINK KAMIKATZ BEER(=美味しいビールを飲むだけで、環境にちょっと良いコトに繋がっている)」を体現。イベントでは、上勝町の取り組みに賛同する飲食店やシェフ、ブランドとコラボレーションし、上勝食材を活かしたメニューの提供や地元食材の物販販売を予定しています。

本イベント限定の特別メニューとして、米澤文雄シェフ率いる東京西麻布の完全招待制ダイニング「No Code」と千葉県鴨川市でハーブとエディブルフラワーを生産、環境再生に取り組むコミュニティファーム「naeme」がコラボレーションし、経産牛を使ったバーガーや上勝町特産のジャンボ椎茸入りベジバーガーを販売。また出店テナントとして、上勝町の山奥のイタリアンレストラン「PERTORNARE」や、上勝町でゼロ・ウェイストに取り組むカフェ「Cafe polestar」、上勝町のサステナブルワリー「RISE & WIN Brewing Co.」のほか、上勝町の特産品を活かしたクラフトアイスクリーム/ジェラートを販売する「TONPUKU」(2024年4月27日オープン予定)、Bean to Barチョコレートブランド「ダンデライオン・チョコレート」、環境負荷の軽減と土壌の再生を追求するコーヒーロースター「Overview Coffee」などを予定しています。
さらにイベント内では、ごみを減らすためにできる5つのサステナブルなアクション、5R(Reduce、Reuse、Recycle、Refuse、Repair)の一部を実際に体験できる仕組みを配置。上勝町で実際に行われている13種類45分別のごみルールの展示と、イベント期間中には三菱地所グループのごみルールに習ったゴミステーションを設置し、リサイクル率向上のためのアクションを体感することができます。また来場時のマイカップ・マイボトルの持参を推奨しつつ、当日はリユースカップを特別価格でレンタル。さらに出店ブースでは、エコイノジャパン協賛によるサトウキビの搾りかす由来の堆肥化可能食器を導入し、使用済みの食器は回収後に上勝町内で堆肥化・再利用を予定するなど、上勝町の魅力を飲んで・食べるだけでなく、実際の体験を通じて自分事化してもらうことを目指します。
 

イベント名:Future Beer Garden 〜上勝町×TOKYO TORCH〜 
会場:TOKYO TORCH Park(東京都千代田区大手町2丁目6−4)
日時:2024年5月17日(金) 15:00~ 21:00/5月18日(土) 11:00~ 21:00
入場料:無料 ※入場予約不要
公式HP:https://www.kamikatz.jp/event/fbg2024/
主催:徳島県上勝町
運営:株式会社スペック

No Code
米料澤文雄シェフ率いる東京西麻布の完全招待制ダイニング。厳選した食材を使用し、独創的なアイデアと技術でフュージョン理が楽しめる。_本イベントでは「経産牛」や上勝町の食材に加え、naemeのハーブを使用したハンバーガーを2日間限定で販売。
https://nocode.co.jp/nocode/

naeme
千葉県鴨川市で環境再生に取り組むコミュニティファーム。ハーブとエディブルフラワーの生産を中心に、環境負荷のない農業に取り組む。2023年4月からは、ファーム内に 〈naeme farmers stand〉をオープンし、ハーブや採取した植物を使った加工品、地域の無農薬農産物を扱う直売所と、カフェ、食と農に特化したイベント行う場所をスタート。
https://naeme.farm
 

PERTORNARE
日本家屋ならではの温かみのある柔らかい空間で、自然あふれる上勝町の新鮮で旬な食材を味わえる本格イタリアン「ペルトナーレ 」。山や川、草木の色、虫の声や風の温度など、土地の旨みと共に四季の変化も体験できる。2024年5月より宿泊サービスをスタート。
https://pertornare.jp

Cafe polestar
「五感で上勝町を感じられる場所」をコンセプトに、地元上勝の食材をつかったメニューを提供するカフェ。生ごみは堆肥化して農作物の栽培に使ったり、調味料や地域の特産品の阿波晩茶などの量り売りを実施するなど、ゼロ・ウェイストに向けたアクションに積極的に取り組んでいる。2023年「The Square 50」アワードにおいて「THE GREEN GURUS(グリーンエキスパート)」部門最優秀賞受賞。
https://cafepolestar.com

RISE & WIN Brewing Co.
スペックが運営する、上勝町に拠点を構えるブルワリー。美味しいクラフトビールを仲間とカジュアルに楽しむ、ただそれだけで上勝の美しい環境を守り、社会課題を知る小さなきっかけとなる。RISE & WINはそんな心地良い循環を目指し、ビールをゼロ・ウェイスト活動を自分事化するための手段と捉え、上勝の暮らしや体験に根ざした魅力を発信している。
https://www.kamikatz.jp

TONPUKU
2024年4月27日、上勝町にOPEN予定の“回復”がコンセプトのクラフトアイスクリーム/ジェラートブランド。「TONPUKU」は、からだのどこかを回復させたい時に服用する「頓服する」ということばが由来。季節の果物と野菜、ミルクに卵、野草や山の木々など上勝町で採れる食材を余すところなく丸ごとつかったクラフトアイスクリーム/ジェラートが楽しめる。
https://tonpuku.jp

ダンデライオン・チョコレート
サンフランシスコ発祥のBean to Barチョコレートブランド。カカオ本来の味を純粋に味わうために、シングルオリジンのカカオ豆とオーガニックのケインシシュガーのみを使用し、選別から、焙煎、摩砕、テンパリング、成形、包装まで全ての工程を自分達のファクトリーで行う。また使用するカカオ豆の生産者をすべて訪れ、時には発酵から乾燥までのプロセスについて対話し、直接交渉を行った上で、輸入を行っている。
https://dandelionchocolate.jp

Overview Coffee
コーヒーの栽培方法を見つめなおし、土壌の再生と気候変動問題の解決へ寄与することをミッションに、ポートランドで2020年春に発足したスペシャルティーコーヒーロースター。 
プロスノーボーダーであり環境保護に情熱を燃やすAlex Yoderによって 設立され、地球温暖化の抑制に対して最も効果的と言われるリジェネラティブ・オーガニック農法を採用し、オーガニック認証を取得したコーヒー豆を専門に取り扱う。売上の1%を地球に還元する取組み「1% for the Planet」に加盟し、売上の1%を環境保護団体に寄付することで、自然環境の保護に貢献。 
https://overviewcoffee.jp

エコイノジャパン(堆肥化食器の協賛)
2020年11月神奈川県横浜市に設立、香港に本社を置く環境素材開発企業。独自開発したGCM(Green Composite Material)を使用した加工技術により、100%生分解性素材でありながら従来の紙素材より強度があり、温度耐性のある食品容器を開発。脱プラスチックや循環型社会への環境意識向上を目指し、環境汚染やその人体への影響などの問題に向き合う。本イベントでは、サトウキビの搾りかすを主原料とした使い捨て食品容器を提供している。
https://www.ecoinno.co.jp

本イベントでは、2024年5月7日に発売予定の液肥を活用して収穫された米で作るクラフトビールを販売いたします。
本コラボビールはスペック社と三菱地所社のコラボレーションにより実現した製品で、スペックが運営するブルワリーRISE & WINが掲げるコンセプト「JUST DRINK KAMIKATZ BEER(=美味しいビールを飲むだけで、環境にちょっと良いコトに繋がっている)」に込められた想いを反映。使用する液肥は、TOKYO TORCH常盤橋タワー内から出る生ごみを施設内でコンポスト化して作られており、気軽にビールを楽しみながらより多くの人たちにゼロ・ウェイスト活動を体験し自分事化して欲しいという願いも込められています。

商品名:TOWN CRAFT -まちの未来を考えるビール- / GOLDEN RICE ALE
発売日:2024年5月7日(火)予定
販売場所:
RISE & WIN Brewing Co.上勝店・東京店
KAMIKATZ ONLINE STORE
TOKYP TORCH内の一部店舗にて販売予定

スペックと三菱地所は、三菱地所グループが掲げる「三菱地所グループの Sustainable Development Goals 2030」に掲げる廃棄物の再利用率と排出量に関する削減目標とKPI(※)達成に向けて協業を開始しました。現在は、生ごみを中心にリサイクル・アップサイクルの検討・実証実験を進めており、その中でスペックは、ごみの分別と資源循環を実現する仕組みの構築サポートを実施。具体的には、常盤橋タワー(2021年竣工)内に設置したコンポストで施設から出る生ごみを液肥化し、近郊農地(ゼロ・ウェイスト社食を目指す株式会社ノンピ社の協力)でその液肥を活用した農作物を育て、収穫された農作物を常盤橋タワーや三菱地所の社食(株式会社ノンピ社運営の「SPARKLE(スパークル)」)で提供するなど、スペックがこれまで上勝町の取り組みを参考に実現してきたサステナブルな活動のノウハウを発展させ、三菱地所が抱える生ごみの課題に対して実現可能なソリューションを提案してきました。

※ 廃棄物再利用率 90%と排出量20%削減(2019 年度比/m²あたり)を目標に掲げるとともに、丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)では、廃棄物再利用率100%を目指しています。

本取り組みの詳細のプレスリリースはこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000084251.html
 
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